【罰する】レガシーで使われるカードについて熱く語ろう【ファイヤー】
2014年5月22日 TCG全般 コメント (3)
何となくレガシーの最凶火力(最強火力は稲妻でFA)について熱く語ってみる。
なお、隆盛を極めているが故に大抵のことは既に語り尽くされているので知っている人にとっては何の真新しさも面白みもない記事になること請け合い。
Punishing Fire / 罰する火 (1)(赤)
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。罰する火はそれに2点のダメージを与える。
対戦相手1人がライフを得るたび、あなたは(赤)を支払ってもよい。そうした場合、あなたの墓地にある罰する火をあなたの手札に戻す。
使い回しできる火力。シンプルにただ強。
そもそも火力呪文の魅力はクリーチャー除去にもプレイヤーへのダイレクトアタックにもなる汎用性の高さにあると考えています。例外も多いですけど。
相手の場に困ったクリーチャーがいる場合はクリーチャーに。
相手にクリーチャーがいなければプレイヤーを直接狙い撃つことで勝ちに近付くことが出来ます。
ただし、その汎用性故に基本的に1対1交換、ともすれば2対1交換や1対0交換になってしまうアドバンテージの取り辛さが弱点です。
使い易いからといってぽこぽこ撃ってたらあっという間に手札なんて尽きます。
手札にある火力をプレイヤーに使うのか、クリーチャーに使うのか、PWに使うのか。
クリーチャーに使うのならばシステムクリーチャーを除去するべきか、ブロッカーを排除すべきか、アタッカーから身を守るために使うべきか。
手札というリソースは基本的に1ターンに1枚しか増えない上、クリーチャーのように継続したクロックにならないために火力の使い所はなかなかに悩ましいものです。
バーンデッキを使うのは初心者でも出来ますが、バーンデッキで勝つのは意外と難しい。
まぁ、マジックかんたーんなブン回りもあるんだけども。
さて、話を戻して使い回しできる火力は上に書いた弱点をほぼ完璧にカバーできます。
簡単に1対2交換が取れる。複数回使い回しできれば1対3でも1対5でもいけますね。
クリーチャーに撃つかプレイヤーに撃つか?両方に撃てばいいんだよ!
そんな訳で古くから使い回し出来る火力は人気のあるカードでした。
有名ドコロとしてはボガーダンの鎚がありますね。
あとはフラッシュバック持ちの炎の稲妻、溶岩の投げ矢なんかは、素のコストパフォーマンスはそれほど高くないにも関わらず採用された実績が多くあります。
ただし、使い回しできる火力は強さが解りやすい故に、かなり強めの制限がかかっていました。
ボガーダンの鎚はアップキープ限定で、赤トリプルシンボルを含む5マナと非常に重いという制限がかけられています。
フラッシュバック呪文は言うまでもなく使い回しできる回数に制限がかかっていますね。
また、先述の通り、火力として見た場合の性能も高くありません。
罰する火だって単体で見れば対戦相手がライフを得るという、こちらが能動的に達成しづらい条件+回収にマナが必要という制限がかかっているわけです。
しかし、罰する火は燃え柳の木立ちというサポートによって、強力無比の化け物火力へと姿を変えます。
対戦相手へのライフ献上と回収のための赤マナの両方をほぼノーコストで達成してくれるこの土地によって罰する火はレガシー最凶の座を欲しいままにしているのです。
ボガーダンの鎚が回収+キャストで合計8マナ3点ソーサリーなのに対して、罰する火は合計3マナ2点インスタント。
回収のタイミングも指定されていないため、同一ターンに複数回のキャストが可能。
これによってマナさえあれば大型クリーチャーにも手が届きます。
デルバー、ボブ、死儀礼、石鍛冶と言ったレガシーのメインクリーチャーを軒並み焼くことが出来る。部族を始めとするクリーチャーデッキキラー。
PWにもガンガン刺さります。
死儀礼のライフゲイン能力に対応して死儀礼を焼いて、即座に回収することも出来るので覚えておきたい。
単純に墓地から手札を簡単に回収できるため、ルーターなどの手札を捨てて何かを得る能力との強いシナジー。
ヒムやリリアナの+1能力などの、対戦相手に選択権の無いハンデスの被害を和らげる効果も期待できます。
1回につき1点と効率こそ良くないものの、着実に相手のライフを減らすことができるのでフィニッシャーにもなりうる。
また、燃え柳のマナ能力1回で複数の罰する火が誘発するので2枚以上揃えばダメージ効率は一気に上がります。
コンボパーツの燃え柳の木立は土地であるためカウンターできず、ライフゲインもマナ能力の一部なので、真髄の針による指定も不可能で対処しにくい。
罰する火、燃え柳の木立ちとも、どちらも単体でもまずまずの性能を持っているため、最悪コンボパーツが揃わなくても無駄牌にならない。
罰する火(KvD版に限る)、燃え柳の木立ち(FUT版、FtV版ともに)どちらもイラストが美しい。
と、メリットは枚挙に暇がありません。
モダンで禁止されるのも仕方ないほどの実力と実績を備えています。
とは言え、意外と対処法も多いので過信は禁物。
不毛。説明不要。
墓地を経由するコンボである以上、墓地対策には警戒が必要。
焦って回収しに行ったばかりに死儀礼や外科的摘出で引っこ抜かれるケースも多いです。
安らかなる眠りや黒力線のある状況ではただの使い捨て火力に成り下がります。
硫黄の渦など、回復を禁止するカードも障害となります。
どの単体除去にも言えることですが被覆や呪禁、プロテクションには無力。
ネメシス、マングース、トラフトあたりは他に対処法持っていないと簡単に死ねる。
何だかんだマナをたくさん使うので速攻で相手のライフを削り切るガチアグロやマナに余裕のないテンポデッキでは効果を得られない可能性が高い。
中速デッキで使ったとしてもタフネス5以上はかなり焼くのが大変なので墓忍びとかタルモは苦手です。
一応、稲妻との合わせ技でアド失わずに除去できるけれども。
タフネス7以上は絶望。グリセルェ……
総じて使いやすく、色拘束も小さいのでデッキに入れやすい優良火力です。
2マナ四天王に赤が無いのはこのカードがあるからだとまであじあさんは考えています。
カード名も結構好き。
赤という色にとっての罪(=ライフゲイン)を罰する訳ですね。
今後もさらなる活躍が期待されるカードですが、現状燃え柳の木立ちが異常なまでの値上がりを見せているので結構敷居は高いです。
FtV版とか、最初は1K切ってたのになぁ。
気が向いたら、また何か語ろう。
なお、隆盛を極めているが故に大抵のことは既に語り尽くされているので知っている人にとっては何の真新しさも面白みもない記事になること請け合い。
Punishing Fire / 罰する火 (1)(赤)
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。罰する火はそれに2点のダメージを与える。
対戦相手1人がライフを得るたび、あなたは(赤)を支払ってもよい。そうした場合、あなたの墓地にある罰する火をあなたの手札に戻す。
使い回しできる火力。シンプルにただ強。
そもそも火力呪文の魅力はクリーチャー除去にもプレイヤーへのダイレクトアタックにもなる汎用性の高さにあると考えています。例外も多いですけど。
相手の場に困ったクリーチャーがいる場合はクリーチャーに。
相手にクリーチャーがいなければプレイヤーを直接狙い撃つことで勝ちに近付くことが出来ます。
ただし、その汎用性故に基本的に1対1交換、ともすれば2対1交換や1対0交換になってしまうアドバンテージの取り辛さが弱点です。
使い易いからといってぽこぽこ撃ってたらあっという間に手札なんて尽きます。
手札にある火力をプレイヤーに使うのか、クリーチャーに使うのか、PWに使うのか。
クリーチャーに使うのならばシステムクリーチャーを除去するべきか、ブロッカーを排除すべきか、アタッカーから身を守るために使うべきか。
手札というリソースは基本的に1ターンに1枚しか増えない上、クリーチャーのように継続したクロックにならないために火力の使い所はなかなかに悩ましいものです。
バーンデッキを使うのは初心者でも出来ますが、バーンデッキで勝つのは意外と難しい。
まぁ、マジックかんたーんなブン回りもあるんだけども。
さて、話を戻して使い回しできる火力は上に書いた弱点をほぼ完璧にカバーできます。
簡単に1対2交換が取れる。複数回使い回しできれば1対3でも1対5でもいけますね。
クリーチャーに撃つかプレイヤーに撃つか?両方に撃てばいいんだよ!
そんな訳で古くから使い回し出来る火力は人気のあるカードでした。
有名ドコロとしてはボガーダンの鎚がありますね。
あとはフラッシュバック持ちの炎の稲妻、溶岩の投げ矢なんかは、素のコストパフォーマンスはそれほど高くないにも関わらず採用された実績が多くあります。
ただし、使い回しできる火力は強さが解りやすい故に、かなり強めの制限がかかっていました。
ボガーダンの鎚はアップキープ限定で、赤トリプルシンボルを含む5マナと非常に重いという制限がかけられています。
フラッシュバック呪文は言うまでもなく使い回しできる回数に制限がかかっていますね。
また、先述の通り、火力として見た場合の性能も高くありません。
罰する火だって単体で見れば対戦相手がライフを得るという、こちらが能動的に達成しづらい条件+回収にマナが必要という制限がかかっているわけです。
しかし、罰する火は燃え柳の木立ちというサポートによって、強力無比の化け物火力へと姿を変えます。
対戦相手へのライフ献上と回収のための赤マナの両方をほぼノーコストで達成してくれるこの土地によって罰する火はレガシー最凶の座を欲しいままにしているのです。
ボガーダンの鎚が回収+キャストで合計8マナ3点ソーサリーなのに対して、罰する火は合計3マナ2点インスタント。
回収のタイミングも指定されていないため、同一ターンに複数回のキャストが可能。
これによってマナさえあれば大型クリーチャーにも手が届きます。
デルバー、ボブ、死儀礼、石鍛冶と言ったレガシーのメインクリーチャーを軒並み焼くことが出来る。部族を始めとするクリーチャーデッキキラー。
PWにもガンガン刺さります。
死儀礼のライフゲイン能力に対応して死儀礼を焼いて、即座に回収することも出来るので覚えておきたい。
単純に墓地から手札を簡単に回収できるため、ルーターなどの手札を捨てて何かを得る能力との強いシナジー。
ヒムやリリアナの+1能力などの、対戦相手に選択権の無いハンデスの被害を和らげる効果も期待できます。
1回につき1点と効率こそ良くないものの、着実に相手のライフを減らすことができるのでフィニッシャーにもなりうる。
また、燃え柳のマナ能力1回で複数の罰する火が誘発するので2枚以上揃えばダメージ効率は一気に上がります。
コンボパーツの燃え柳の木立は土地であるためカウンターできず、ライフゲインもマナ能力の一部なので、真髄の針による指定も不可能で対処しにくい。
罰する火、燃え柳の木立ちとも、どちらも単体でもまずまずの性能を持っているため、最悪コンボパーツが揃わなくても無駄牌にならない。
罰する火(KvD版に限る)、燃え柳の木立ち(FUT版、FtV版ともに)どちらもイラストが美しい。
と、メリットは枚挙に暇がありません。
モダンで禁止されるのも仕方ないほどの実力と実績を備えています。
とは言え、意外と対処法も多いので過信は禁物。
不毛。説明不要。
墓地を経由するコンボである以上、墓地対策には警戒が必要。
焦って回収しに行ったばかりに死儀礼や外科的摘出で引っこ抜かれるケースも多いです。
安らかなる眠りや黒力線のある状況ではただの使い捨て火力に成り下がります。
硫黄の渦など、回復を禁止するカードも障害となります。
どの単体除去にも言えることですが被覆や呪禁、プロテクションには無力。
ネメシス、マングース、トラフトあたりは他に対処法持っていないと簡単に死ねる。
何だかんだマナをたくさん使うので速攻で相手のライフを削り切るガチアグロやマナに余裕のないテンポデッキでは効果を得られない可能性が高い。
中速デッキで使ったとしてもタフネス5以上はかなり焼くのが大変なので墓忍びとかタルモは苦手です。
一応、稲妻との合わせ技でアド失わずに除去できるけれども。
タフネス7以上は絶望。グリセルェ……
総じて使いやすく、色拘束も小さいのでデッキに入れやすい優良火力です。
2マナ四天王に赤が無いのはこのカードがあるからだとまであじあさんは考えています。
カード名も結構好き。
赤という色にとっての罪(=ライフゲイン)を罰する訳ですね。
今後もさらなる活躍が期待されるカードですが、現状燃え柳の木立ちが異常なまでの値上がりを見せているので結構敷居は高いです。
FtV版とか、最初は1K切ってたのになぁ。
気が向いたら、また何か語ろう。
コメント
これからよろしくお願いしまする
仕事から近いので呼ばれたら蒼もいきますよ!