EDHの禁止改定について

2012年9月19日 TCG全般

内容は各地のDNで触れられてるけど

禁止
緑タイタン
世界火

解禁
さゆり

ということで結構議論巻き起こってますね。

世界火はまぁ、予想通り。
緑タイタンは結構予想外。

さゆりはまぁどうでもいいや。

世界火はまぁ、なるべくしてなった感じですね。
ゾーズージェネラルで通れば勝ちになっちゃうし、
そもそも全員のライフを強制的に1にするというのはEDHの性質上オーバーパワーすぎる。
生命の律動や星のゆらぎも禁止なわけで、まぁ概ね予想通り。

で、議論の的になってるのが緑タイタン。
青一強の環境で更に対抗色から禁止が出るということでなかなかヒートアップしています。

青信者でもない、緑信者でもない自分からしてみるとまぁ、妥当かどうかはわからないけれど意図は理解できるかな、というところ。

緑タイタンの強さの理由としては

・6マナ6/6トランプルの高いマナレシオ
・土地を何でも2枚サーチ
・直接場に出せる
・CIP、アタックで誘発

てなところ。

この中で、特にやばいのが
土地を『何でも』『2枚』『戦場に出せる』能力が『CIP、アタックで誘発』するということ。
あ、ほぼ全部じゃん。
この中の、せめて1つでも無ければ禁止まではされなかったと思うんですよ。

以下、ざっくり思うところを。

基本地形じゃなくて、土地をサーチ出来るカードって実は結構少ないです。
輪作、刈り取りと種まき、風景の変容、探検者の地図、森の占術、あたりでしょうか。
そして、どれも結構コスト重めに設定されています。
後ろの2つは軽いけど、直接場には出せません。

土地を何でもサーチ出来るって結構凶悪なんですよ。
マナ伸ばしながらも対応力がハンパない。

ワクショ、ガイアの揺籃の地、長い名前の土地、ヴァラクート、家路、激浪の研究室、ケッシグ、墨蛾、各種ミシュラン、アカデミーの廃墟、Maze of Ith　エトセトラエトセトラ

ぱっと思いつくだけでも上記の中から状況に合わせて2枚場に出せるってスゴイこと。

しかも、6マナ6/6トランプル持ちのおまけでついてくる。
他のタイタンサイクルの能力って、せいぜい3～4マナ相当の能力なのに、緑は8マナ相当の能力なわけで（刈り取りと種まき×2）

あと、CIPなので場に出さえすればすぐに除去されても能力が誘発するのも強い。
この辺がスフィンクスとかよりも優れてるところかなぁ。

あと、CIPだけじゃなくてアタックでも誘発するってのがえぐいｗ
場に出て、1回アタックできればもう他のプレイヤーより4ターン分先を行ける。

という訳で、意見は様々あると思いますが、個人的に緑タイタンが禁止になった理由はある程度理解できると考えています。

繰り返すけど、妥当かどうかは別のお話ね。